国内のダイビングスポットで経験を深めたら、訪れたいのが海外の人気スポット。日本では見られない魚や地形に出会えることはもちろん、ダイビングを通して海外の文化に触れることができるのも魅力的。ダイビングに言葉の壁はないわけで、いろんな国の人たちと思いっきり水中コミュニケーションを楽しみましょう!
バリ島
インドネシアの中で最も日本人に馴染み深い場所であるバリ島。観光地として有名なクタ、レギャン、ウブドなどは島の南東部に固まっていますが、ダイビングスポットは島のあちこちに点在しているんですよ!
島の西端のムンジャガン島周辺には迫力満点のドロップオフ(断崖)とサンゴの群生があり、北東部のトランバン周辺では沈船ダイブ、同じく北東部のアメッド周辺はサンゴ礁にウメイロモドキの大群が見られるなどポイントは数多くあるんです。
バリ島は神々の住む島として見所も豊富なだけに、ダイビングと観光の両方を堪能したい人にはもってこいの場所なんです!
シパタン島
世界でも指折りのダイビングスポットと称されるのが、マレーシアのシパタン島。ボルネオ島の東端、インドネシアとの国境があるセレベス海に浮かんでいる、徒歩で1周30分程度の小さな島です。
シパタン島のどこがそんなに魅力的なのかというと、その圧倒的な多様性と豊富な海洋生息環境にあるんです。何千匹ものバラクーダや、ギンガメアジがトルネードを作っていたり、ウミガメが優雅に泳いでいる姿を見ることができます。
ただ、シパタン島は自然保護の観点から入島者が制限されているので、事前にそのあたりを確認しておくことが必要なので、注意してくださいね。
タヒチ島
タヒチというのは国の名前と思われがちですが、正式名称「フランス領ポリネシア」の首都がある島の名前なんです。
日本では周辺の島々も含めて「南太平洋の楽園」というイメージが定着していますが、その中でダイバーに特に人気が高いのが、ランギロア、マニヒ、モーレア、ボラボラの4島。ランギロアとマニヒは透明度も高く、マンタやサメなどの大物が多いことで知られています。ダイビングだけに没頭したい人におすすめ。
一方、リゾート地としても人気のボラボラやモーレアは、タヒチの楽園ムードを満喫しながらダイビングも楽しみたいという人に向いていると言えますね!
パラオ共和国
ダイビング雑誌の調査で「潜りたい海・第1位」の座を何度も射止めているのがパラオ。かつて日本に統治されていた時期もあり、親日家が多いというのも居心地の良さにつながっています。
バラエティに富んだ海底地形も影響して、見られる魚は数100種類以上、サンゴ類は1,000種類以上。諸島を取り囲むようにバリアリーフが伸びていて、リーフの内側は浅瀬、外側はドロップオフと、初心者にも上級者にも楽しめるダイビング環境を形作っています。人生で一度は訪れたい、ダイバー憧れの地と言われているんですよ!
サイパン島
新婚旅行などでおなじみの、気軽に行けるビーチリゾートでもあるサイパン。日本から近くアクセスが容易ということも嬉しいところですが、それだけに留まらない海の素晴らしさも人気の理由。抜群の透明度、変化に富んだ地形、種類豊富な魚たち……もっとも有名なダイビングスポットであるグロットを筆頭に、コバルトブルーの海の美しさは一見の価値アリですよ!
ここで挙げたスポット以外にも、紅海周辺やモルディブ、南太平洋に浮かぶフィジーやニューカレドニア、カリブ海に面したカンクンやコスメル……など世界には魅力的なダイビングスポットがいっぱい。ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
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