みなさん、スキューバダイビングでは正しい「浮上」をされていますか?
ダイビングライセンスを取得してしっかりと練習をされると、
どんどんスキューバダイビングは楽しくなってきます♪
ですが楽しみだけになってしまい、ダイビングライセンス講習で習った知識を忘れてしまう方も少なくありません。
特に2日間や3日間での「ダイビングライセンスコース」や、学科を自宅で自習するパターンで
ダイビングライセンスを取得された方で多いのが、潜水病などに関する知識を忘れてしまう方です。
ダイビングライセンスを取得することがゴールではありませんよね?
スキューバダイビングを今後も思う存分楽しむ為に、正しい知識と技術を身に付けていきましょう!
今回は失敗しやすい「浮上」についてご説明致します。
・なぜ正しい「浮上」を守らないといけないのか?
ダイビングライセンスを取得された方なら知っていなければいけない知識ですが、
スキューバダイビングにおいて「浮上」をする際に、しっかりと呼吸をせずに速いスピードで浮上をしてしまうと、
肺の中の空気が一気に膨張し、肺が破裂する危険性があります。
更に、スキューバダイビング中に体内に蓄積された窒素が「急浮上」することにより、
一気に膨張して大きい気泡となって組織を圧迫したり壊したりする危険もあります。
このような理由により、ゆっくりとした「浮上」を行わなければいけません。
何も考えずに深いところから浅いところに移動すると一気に水面まで「浮上」してしまう方が
多いので、意識して「浮上速度」をコントロール出来るように「器材」の扱い方をマスターしましょう!
・正しい「浮上」とは?
浮上の合図が出たら、まずはBCの空気を抜く準備をします。
そこからフィンキックで「浮上」していきます。
ただし、この時点で沈みがちな場合は、少し空気を入れてから「浮上」開始しましょう。
浮上中に速度が速くなってきたら少しずつBCの空気を抜いて微調整していきます。
この時空気を抜きすぎてしまうと「墜落」してしまいますので注意してください。
正しい「浮上」は毎分約10mの速度でゆっくりと「浮上」するのが望ましいです。
速度がわかっていても、自分が本当にその速度で上がれているのか?
自分が吐いた泡と同じ速度が良いと言われていますが、穏やかな海以外だと
流れがあったりして分かりにくいです。
最初はロープにつかまりながら練習しておくのがオススメです。
ですが、実際はロープが設置されていないダイビングポイントも多いです。
ですので、BCのコントロールが上手になったら、しっかりと「ダイブコンピューター」を見ながら
「浮上」出来るように練習するのがオススメです。
「ダイブコンピューター」は正確に水深を表示してくれますし、「浮上速度」が速い場合は
警告音を出しますので安心です。
もちろん初心者さんの方はインストラクターと常に一緒に「浮上」しましょう。
ですが、はぐれてしまったら一人でしっかり浮上しなければならないので、
万が一に備えてしっかりインストラクターと練習しておきましょう!
・BCの浮力コントロールのマスターと、浮上速度がしっかりと分かるようになっておくことが
大事になります!
ですので、BCの操作とダイブコンピューターの使い方をマスターすることが正しい「浮上」の
マスターに繋がります!
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ダイビングスクール東京
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